胡蝶蘭のナフト　店長日記

ナフトの胡蝶蘭直売店におみえになるお客様からよく質問されるのですが、
「胡蝶蘭って種からできるの？」「どうやって増やすの？」など。

今日は「胡蝶蘭の種」ができてきたのでご紹介します！

↑こちらが種です。豆みたいですね。
私もあまり詳しくはわかりませんが、自然にはできないようです。
ナフトの場合、咲いている胡蝶蘭で「これはすばらしい！」という株を選んで
社長が交配をしています。
たぶん写真の種は交配をしてから１ヶ月は経っていると思います。

種は自分でできますが、種から苗にするにはナフトではできません。
特別な設備のある業者さんに委託して苗にしてもらいフラスコに入ってまたナフトに戻ってきます。
　

今は「メリクロン」と言って細胞培養で増やす方法が主流になってきています。
もちろんナフトも行っていますが、上記のように種も作っているんですよ！
　

いい胡蝶蘭ができてくるといいです。
でもその結果が出るのは約３年先なのです…。

母の日が終わり約３週間。
まだまだ出荷も忙しく、たまってしまった経理も何とか４月分まで終了しました。
このブログもお久しぶりの更新です。
胡蝶蘭のナフトも出荷のピークが過ぎ、昨日から苗の植え替え作業をはじめています。

とはいえ、直売店は胡蝶蘭がなくならない限りお盆と年末年始以外はお休みなし！
ナフトは開花している数が多い少ないはありますが、
一年中胡蝶蘭があります。ご心配なく!!

ところで、ナフトの新色をご紹介します。
と言っても４月、５月の出荷苗の中に少しだけ入っていて数も多くないので通販には出しませんでした。
この業界では「点花」と言われている品種です。

見ての通り色がなかなか揃いません。
またこの色は好き嫌いがあり、苦手な人も多いかな？っていう感じですね。
ナフトオリジナルの名前を付けようと思ったのですが、いい名が思いつかず…「点花」で出荷しました。